反脆弱性 Antifragile ナシーム・ニコラス・タレブ
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ナシーム・ニコラス・タレブ
望月衛 (翻訳)
千葉敏生 (翻訳)
反脆弱・反脆弱性
私はもう一度読んだほうがいい。
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table: 機械と有機体(生物と非生物)
機械・非複雑系 有機体・複雑系
継続的な修理やメンテナンスが必要 自己修復
ランダム性を嫌う。 ランダム性 (小さな変化)を好む
回復が不要 ストレスを受けたあとに回復が必要
相互依存性がまったく(ほとんど)ない! 相互依存性が高い
ストレスは物質疲労のもと ストレスの欠如は退化のもと
使うほど老化(摩耗、破壊) 使わないほど老化*2
衝撃に対する過小補償 衝撃に対する過剰補償
時がもたらすのは老化のみ 時がもたらすのは加齢と老化
有機体や動的なシステムが正常な状態を保つためには,一定のランダム性,継続的な情報の交換,ストレスが必要だ.
自然(自然に似たシステム)は,不死の有機体内部の多様性ではなく,有機体同士の多様性を好むのだ.
これパンチライン
生物が不死になるためには全てを未来予測してそれに備えないとだめ.
ランダムな事象があるのでこれは無理
つまりここには母なる自然と個々の生物の間には対立関係がある.
つまり、ある意味では、個々の生物が自分自身への直接的な危害から利益を得る、というのがホルミシスだ。一方、個々の生物が危害を受けて死ぬと、その利益が生き残った個体や次世代に受け継がれる、というのが進化だ。
ランダムを味方につける
試行錯誤を理性的に行い,間違いを情報源として使う.
成功と失敗の関係
伝染する間違いが起きないようにする.
個人を捨てて集団で生き延びることが自然なんだけど,今の個人を重要視する啓蒙主義は自然に反している?でも自然が厳しすぎる?ggkkiwat.icon
システムってすぐにアップデートできない.だからシステムによる規制,システムの範囲は狭い方がいい.小さい国家推しggkkiwat.icon
新しい世界 世界の賢人16人が語る未来
反脆弱性」は「小さいことは美しい、という価値観を通して」組織に取り入れる。
読書ノート: 『反脆弱性』|koya-note
超力作のまとめ
『反脆弱性』、3分の1くらいは「学校で習うような合理性や体系的な知識は人間の実践や創造性にとって無益どころか有害ですらある」ということの指摘に割かれている。このような考え方には近代以降でも、脱学校の社会 イヴァン・イリイチ、暗黙知の次元 マイケル・ポランニー、さらには状況に埋め込まれた学習 レイヴ&ウェンガー(状況的学習論)、『コミュニティ・オブ・プラクティス』などの系譜があるのだが、本書では言及がなくて残念だ
@yuiseki_ Nov 21, 2021